今回は地元の小学校、下仁田小学校5年生のジオパーク学習でした。
下仁田小学校は校歌の3番の中に「大地の公園 ジオパーク」といった一文が取り入れられています。
地域を知る学習の、「下仁田学習」というとりくみの中でジオパークを小学校中学校の9カ年で学習します。
授業の中では、はじめに教室でジオパークのDVDを見て、ジオパークってなにかという概略を説明しました。
説明が終わったらいよいよジオサイトへ出発です。
今回の学習には荒船風穴下仁田ジオ応援団の皆さんにもガイドをしていただきました。
ガイドが自ら作成したフリップで分かりやすく、こんにゃく水車の説明です。
ジオサイトにある説明看板でも解説しました。
ジオサイト「下仁田層の貝化石」では化石さがしに挑戦しました。岩の隙間に入ってる貝殻を見つけては
うれしそうにガイドさんに「先生、これ化石ですか?」と聞いたりして、昔このあたりが海だった証拠を
発見していました。
今回の学習では、身近にあるジオサイトを実際に見たり、下仁田の町並みや文化が地域の自然を利用して
産業として生計をたててきた積み重ねであったことを楽しみながら学習してもらいました。
多少難しい内容も含まれたと思いますが、学年を経て繰り返し学習する中で「下仁田ジオパーク」をすこしずつ理解してもらえることと思います。
5年生は今日学習した内容も踏まえて新聞づくりに取り組んでくれるそうです。完成したら、またこの日記の中でも紹介しますので楽しみにしてください。